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購買部とは?6年目現役社員が仕事内容を解説

悩むくん
購買部に配属になったけけどどんな仕事なの?
あまり知られてないので現役社員が説明します

営業、製造、人事、総務、経理と会社にはいろいろな部署がありますが購買部の仕事は知ってますか?

 

営業や人事等は直接接する機会があると思いますのでよくご存じかと思いますが購買部の仕事内容をわかる方は少ないのではないでしょうか。

 

今回は現役、購買マンの私が業務内容や厳しさ、やりがいなどをご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 購買部に配属になった
  • 就活中の大学生

購買部とは?

購買部は資材部とも言われ必要なものを購入する部署です。

 

『必要なもの』を『必要な時』に『必要な量』を調達することが資材部のミッションです。

 

購買部の仕事内容

購買部の仕事は『物を買う』ことですがざっくりとし過ぎているので細かくご説明します。

1.購買先(サプライヤー)の決定

原材料を購入する際に購入するサプライヤーの選定を行います。

 

選定方法は見積もりを取得し、価格の交渉となるのですが安ければいいというわけではありません。

 

  • サプライヤーの事業規模

安い=利益が取れていない という場合もあります、相手の事業規模を確認し適正な価格を提示されているかも重要です。

 

無理をして倒産してしまうと後々納品が滞り問題です。

 

  • 品質管理に関する考え方及び工場の査察

安かろう悪かろうでは不良率の上昇やトラブル対応の手間により実質高くなる場合があります。

 

工場の査察をし、品質に関する考え方を擦り合わせを行うことで考え方の違いを埋めることができます。

 

  • 営業や会社としての柔軟性や対応力

トラブル時の対応やお願い事をする際に柔軟に対応してもらえるかも重要です。

 

最低でも上記3つの項目を総合的に検討し決定する必要があります。

2.安定調達施策の施行

 

サプライヤーの倒産や災害、急なトラブル時でも工場が稼働していれば納入を止めるわけにはいきません。

 

その際に対応できるよう複数社の購買先を決めておく必要があります。

 

また、サプライヤーの生産工場を分ける施策も効果的です。ただ、サプライヤーの生産工場を分けるだけでは倒産には対応できないので及第点といったところです。特許などでできない場合もありますが・・・

3.コストダウン

 

コストダウンは購買部が最も頭を悩ます問題であり、その反面、成功した時には最もうれしい瞬間です。

 

購買部は原材料を大量に買い、その取扱い金額も膨大です。

 

1個当たりでは小さなコストダウンでも併せると大きなコストダウンになります。

 

コストダウン=原価低減 となりますので会社の利益に直結しますので非常に重要です。

3.購買部に必要な能力

  • 交渉力

資材部の仕事は交渉が大多数を占めます。

 

購入先決定の連絡や納品数量の増加等の交渉はサプライヤーに非常に好意的に受け取られますがそればかりではありません。

 

大多数が断りの連絡や減産、購入先の変更連絡、コストダウンの交渉等相手にとって悪い話です。

 

それをうまくまとめお互いに禍根を残さないよう交渉することができる力が必要です。

  • 相場に関する洞察力

世の中の原材料の価格は相場の影響を大きく受けます。

 

野菜やサンマの高騰がよくニュースになりますよね?

 

その相場を毎日追いかけ、購買タイミングを見極める目が必要です。

 

また、輸入する場合は為替に関する知識も必要です。

 

知識がないとサプライヤーに言われるがままの価格にて購入することになりそれは調達業務とは言いません。

  • 品質管理に関する知識

サプライヤーが自社の基準あう品質管理基準を持っているか確認する必要があります。

 

実際に現場に足を運び内部の査察を行うこと、日報などの書類関係に不備がないか確認することが重要です。

 

実際に足を運ぶことにより品質に関して厳しい対応をとっているとの相手への意思表示にもなります。

 

しかし、品質管理に関する知識がない場合、話が出来ず相手の思うままで終了してしまいますので注意が必要です。

4.購買部のやりがい

やはり大きなコストダウンを行った時の達成感、充実感は最高です。

 

また、購買部は大きな権限が与えられる場合が多いため1つのコストダウンで何千万円の利益を生むこともあります。

 

成果がいい意味でも悪い意味でも可視化しやすい部署でもありますね。

5.購買部に配属された場合の注意

横柄な態度をとらない

これが一番重要です。数々の購買部の面々を見てきましたが尊大な態度をとっている人が多いです。

 

恫喝に近い価格交渉、無理な納期対応、接待の匂わす言動などなど

 

購買部はサプライヤーの決定権限がありますのでその権限を盾に自分をえらいと勘違いしてしまう人が一定数います。

 

相手と自分は常に対等な関係だと肝に銘じ商談を行う必要があります。

 

納品していただいているという考えを常に持ちWin-Winの関係ができるよう努力する必要性があります。

6.購買部に向いている人

  • 人と話すのが好き

資材部は相手との交渉が主な仕事となりますのでコミュニケーション能力は重要です。また、相手が信用できるかどうかを見極める目も必要です。

  • 相場関係には敏感

物に常に需要と供給の関係で価格の浮き沈みがありそれが相場です。安い時期に大量に買い付けコストを減らすなど相場を読む力も必要です。

  • 安定よりも挑戦を好む

コストを下げるため常に新しいことへの挑戦が必要です。海外へ交渉へ行き買い付けを行うこともありますし、先方と新しい会社を立ち上げ供給を行うこともあります。

7.私のタイムスケジュール

私の大体のタイムスケジュールはこんな感じです。

8:30 出社・メール確認 15:00 商談(価格交渉)
9:00 コストダウン施策の打合せ 16:00 商談(原材料の動向)
10:30 商談(相場ヒアリング) 17:00 メール確認
11:00 購買稟議の作成 18:00 退社
12:00 昼食
13:00 生産・購買会議

大体、30分ほど残業して帰宅ですね。

 

まあざっくりと長々とお話ししましたが少しは購買部の仕事内容をご理解いただけたかと思います。

 

それではまた。

 

 

 

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